新幹線の本

今年は、東海道新幹線開業 50 周年ということで、それこそ "雨後の竹の子" の様に関連図書が沢山刊行されています。今日は、これはと、思う本をいくつか取り上げてみることにしました。

まず、最初は、出たばかりの本で 「新幹線車両図鑑」 (講談社ビーシー刊) 東海道新幹線を走った車両のイラスト集で、各形式ごとの海側と山側のイラスト、および編成のイラストで構成されています。見ているだけで楽しく、各製造時ごとの変更点が手短に紹介され、模型を作る際の資料としても十分その価値があります。

次は、「東海道新幹線開業50周年公式写真集」 ( ウェッジ刊) JR 東海編集の写真集で鉄道技術研究所 (現・鉄道総合研究所)での研究開発の写真なども載っています。ただ、「グランドひかり」 などの JR 西日本関連の記述はほとんど有りません。

3 冊目は、「証言」日本国有鉄道04東海道新幹線1962-1987 (イカロス刊)。新幹線黎明期の現場における証言集です。鴨宮試験線の話から運転所における検修の作業など、一般にはあまり知り得ない話題満載の本で、一読の価値があります。

次は、「新幹線を航空機に変えた男たち 超高速化50年の奇跡」 (さくら舎刊)。最近の新幹線車両の独特のフォルムがどのようにして生み出されたかを解説しています。空気力学の視点から新幹線の最新車両を解説したユニークな内容です。

最後は、新幹線50年の技術史 (ブルーバックス) (講談社刊) 東京大学名誉教授 曽根 悟氏の著作。新幹線を現実的な視点から評論しています。新幹線技術の海外移転やリニア新幹線などについて、考えさせる内容を持った本です。